# 文章が伝わるAIリライト術。コピペで使えるプロンプト実例集

> ChatGPTやClaudeで文章を伝わりやすく整えるリライトプロンプトの実例を紹介します。読者・目的・条件の3点を渡す基本形から、メール圧縮・トーン変更・診断のみの場面別テンプレ、注意点まで解説します。

- 出典: https://rakuwaza.com/articles/ai-waza-008/
- サイト: ラクワザ（https://rakuwaza.com）
- 運営者: ありあけ
- カテゴリ: AIワザ
- 公開日: 2026-07-20
- 最終更新: 2026-07-23
- タグ: AI活用, プロンプト, 文章術

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「一度読んだだけでは意味が取れないと言われた」「メールがつい長くなって、要点が埋もれる」。文章の悩みは、書く力そのものより「書いたあとに整える工程」を持っているかどうかで差がつきます。ChatGPTやClaudeのようなAIチャットツールは、この整える工程を数十秒で代行してくれる相棒です。この記事では、コピーしてそのまま使えるリライトプロンプトの実例と、初心者向けの手順、ありがちなつまずきの対処までをまとめます。

<div class="point-box">
<p class="point-box-title">この記事でわかること</p>
<ul>
<li>読者・目的・条件の3点を渡す万能リライトプロンプト</li>
<li>メール圧縮・トーン変更・診断のみの場面別テンプレート</li>
<li>事実や数字が勝手に変わるのを防ぐチェックの入れ方</li>
</ul>
</div>

## なぜ「リライトして」だけでは伝わらないのか

AIに「この文章をリライトして」とだけ頼むと、言い回しが少し変わっただけの文章が返ってきがちです。理由はシンプルで、AIは「誰に・何のために・どこを直すか」を知らないからです。伝わる文章に整えるには、次の3つの情報をプロンプトに入れる必要があります。

- **読者**: 誰が読むのか(上司、社外の取引先、初心者など)
- **目的**: 読んだ人にどう動いてほしいのか(承認してほしい、手順どおり作業してほしい、など)
- **条件**: 文字数の上限、敬語のレベル、変えてほしくない箇所

この3点を渡すだけで、出力の質は見違えるほど変わります。逆に言えば、うまくいかないときはこの3点のどれかが抜けていることがほとんどです。

<figure class="figure-card">
<svg viewBox="0 0 640 200" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" role="img" aria-label="読者・目的・条件を渡すとリライトの質が変わることを示す図">
<rect x="0" y="0" width="640" height="200" fill="#F7F8FA"/>
<rect x="24" y="60" width="150" height="80" rx="12" fill="#FFFFFF" stroke="#2563EB" stroke-width="2"/>
<text x="99" y="105" text-anchor="middle" font-family="Hiragino Kaku Gothic ProN, sans-serif" font-size="18" fill="#26303F">読者</text>
<rect x="204" y="60" width="150" height="80" rx="12" fill="#FFFFFF" stroke="#2563EB" stroke-width="2"/>
<text x="279" y="105" text-anchor="middle" font-family="Hiragino Kaku Gothic ProN, sans-serif" font-size="18" fill="#26303F">目的</text>
<rect x="384" y="60" width="150" height="80" rx="12" fill="#FFFFFF" stroke="#2563EB" stroke-width="2"/>
<text x="459" y="105" text-anchor="middle" font-family="Hiragino Kaku Gothic ProN, sans-serif" font-size="18" fill="#26303F">条件</text>
<text x="180" y="30" text-anchor="middle" font-family="Hiragino Kaku Gothic ProN, sans-serif" font-size="15" fill="#6B7686">+</text>
<text x="360" y="30" text-anchor="middle" font-family="Hiragino Kaku Gothic ProN, sans-serif" font-size="15" fill="#6B7686">+</text>
<path d="M534 100 H610" stroke="#1C2B4A" stroke-width="2" marker-end="url(#arrow8)"/>
<text x="580" y="130" text-anchor="middle" font-family="Hiragino Kaku Gothic ProN, sans-serif" font-size="14" fill="#26303F">伝わる文章</text>
<defs>
<marker id="arrow8" markerWidth="8" markerHeight="8" refX="6" refY="4" orient="auto">
<path d="M0 0 L8 4 L0 8 Z" fill="#1C2B4A"/>
</marker>
</defs>
</svg>
<figcaption>図: 読者・目的・条件の3点セットが揃うと出力の質が変わる</figcaption>
</figure>

## コピーして使える万能リライトプロンプト

まずは、どんな文章にも使える基本形です。かっこの中を自分の状況に書き換えて使ってください。

```
あなたはプロの編集者です。以下の文章を、次の条件でリライトしてください。

# 読者
(例: 社外の取引先。こちらの業務内容に詳しくない)

# 目的
(例: 依頼内容を誤解なく理解し、期日までに対応してもらう)

# 条件
- 一文は60文字以内を目安に分割する
- 結論を最初の2文以内に置く
- 専門用語には短い補足を付ける
- 元の事実関係・数値・固有名詞は変更しない

# 出力
リライト後の文章に続けて、主な変更点を箇条書きで3つ説明してください。

# 文章
(ここに元の文章を貼る)
```

ポイントは最後の「変更点を説明してください」の一行です。どこがどう直ったのかが言語化されるので、自分の文章のクセ(一文が長い、結論が後ろに来る、など)に気づけて、次からは書く段階で改善できるようになります。



## 場面別プロンプト実例3つ

### 1. 長いメールを短くする

```
以下のメールを、相手が10秒で要点をつかめるように書き直してください。
- 件名案も1つ提案する
- 冒頭に「お願いしたいこと」を1行で書く
- 本文は箇条書き中心で、全体300文字以内
- 失礼にならない範囲で挨拶は最小限にする
(ここにメール本文を貼る)
```

たとえば「お世話になっております。先日の件ですが、社内で検討しました結果…」と続く400文字のメールが、「お願い: 見積書の再発行(6月末まで)」から始まる箇条書きに変わります。読む側の負担が減るので、返信も早くなりやすいのが実感できるはずです。メール自体をゼロから自動生成したい場合は、[Claude Codeでメール下書きを自動生成する仕組み](/articles/ai-waza-004/)と組み合わせると一連の作業が一気に短縮されます。

### 2. 硬い文章をやわらかくする

社内報やブログなど、読み物寄りの文章にはトーン変更が効きます。

```
以下の文章を、ブログ読者向けに親しみやすく書き直してください。
- 「です・ます」調にする
- 「実施する」「活用する」のような硬い熟語は平易な動詞に置き換える
- 読者への問いかけを1つだけ入れる
- 内容の追加・削除はしない
(ここに文章を貼る)
```

### 3. 書き換えずに「診断」だけさせる

自分の文体を保ちたい人には、指摘だけもらう方式がおすすめです。

```
以下の文章を書き換えずに、伝わりにくい箇所だけ指摘してください。
- 指摘は重要な順に最大5つ
- それぞれ「該当箇所の引用」「問題点」「修正案」をセットで示す
(ここに文章を貼る)
```

診断→自分で直す、を繰り返すと、AIに頼りきりにならずに文章力そのものが育ちます。

## 今日から始める手順

1. 直したい文章を1つ選ぶ。最初は200〜400文字くらいの短いメールが練習に向いています。
2. 万能プロンプトをコピーし、「読者」と「目的」を自分の言葉で1行ずつ埋める。
3. ChatGPTやClaudeのチャット欄に貼って送信する。
4. 出力を元の文章と並べて見比べ、事実や数字が変わっていないか確認する。
5. 「一文60文字以内」など気に入った条件をメモに貯めて、自分専用プロンプトに育てる。

慣れてきたら、条件を1つずつ足し引きして出力の変化を観察すると、自分の用途に合う「勝ちパターン」が見つかります。一度で理想の文章にならなくても大丈夫です。「もう少し短く」「2つ目の段落は元の表現に戻して」と追加で注文すれば、会話を重ねながら仕上げていけます。人間の編集者とやり取りする感覚で、遠慮なく修正依頼を出すのが上達の近道です。



## Claude Codeで複数ファイルを一括リライトする

ターミナルで動くClaude Code(AnthropicのAIコーディングツール)を使うと、フォルダ内の文書をまとめて整えられます。インストール済みなら、作業したいフォルダでターミナルを開き、次のように指示するだけです。

```
claude "docs/ 配下のMarkdownファイルを順に読み、次のルールでリライトしてください。
- 一文が80文字を超える文は分割する
- 受け身の文はできるだけ能動態にする
- 見出しの階層と事実関係は変えない
ファイルごとに、変更した箇所の一覧を報告してください。"
```

マニュアルや議事録テンプレートなど、量のある文書の表記ゆれをそろえたいときに便利です。変更内容はファイルの差分として確認できるので、納得できない修正だけ元に戻す、という運用もしやすくなります。

## つまずきポイント: 事実が勝手に変わる

リライトで最も注意したいのが、AIが整えるついでに事実・数字・ニュアンスを変えてしまうことです。「6月末まで」が「今月中に」へ言い換えられる、といったズレは起こり得ます。対処は2つです。

- プロンプトに**「元の事実関係・数値・固有名詞は変更しない」**と明記する
- 出力後、日付・金額・人名・依頼内容の4点だけは必ず目視で照合する

特にビジネスメールでは、期日や金額のズレが信頼問題に直結します。「AIの出力は下書き、最終確認は自分」という役割分担を崩さないことが、安心して使い続けるコツです。



## まとめ

「リライトして」だけでなく、**読者・目的・条件**の3点セットを渡すと出力の質が一気に上がります。万能プロンプトを軸に、メール圧縮・トーン変更・診断のみ、と場面で使い分けるのがコツです。Claude Codeならフォルダ単位の一括リライトもでき、事実や数字の最終確認だけは人間の仕事として必ず残す。この役割分担さえ守れば、安心して任せる範囲を広げていけます。

まずは今日書くメール1通から試してみてください。会議の中身をそのまま伝わる文章にしたい場合は、[議事録要約プロンプト実例集](/articles/ai-waza-006/)の型も合わせて使うと、書く前の情報整理から仕上げまで一気通貫で回せます。
