# 【実録】AIへの注意書きは守られず検査を機械に置き換えた

> 文章で渡した注意書きは守られなかった。決めた規則を作った動画自身が破り、自動チェック30本が「NG 0件」でも掛け直すと162件。273項目を仕分けて機械化した過程と、自分の環境での確かめ方を記録する。

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- 板: 実録
- 公開日: 2026-10-03
- 検証日: なし
- 最終更新: 2026-10-03
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- タグ: AI運用, 自動チェック, 実録

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AIに渡す注意書きや決まりごとを、文章で書いても守られなかった。AIに任せる人が同じ目に遭わないために、何を確かめればよいかも最後に書く。守られなかった実例を数え、数えられるものは自動チェック(基準を満たさないと先に進めない仕組み)に置き換えた。その記録。

## 【ネタ】決めた規則を作った動画自身が破っていた
2026-07-31、動画の「読みやすさ」の決まりを文章で制定した。きっかけになった動画自身が、違反を含んだまま納品されていた。補助ラベルが23px、単色のベタ塗りが90%といった違反が残っていた。文章は読み飛ばせるが、終了コード1(自動処理の失敗の合図)は読み飛ばせない。

## 【注意】Webサイトの制作でも同じことが起きた
2026-08-10、目視レビュー済みの納品済みサイトに、初めて自動チェックを当てた。致命的な問題が4件出た。たとえば、JavaScriptが動かない環境で本文が永久に透明になる。どれも文章としては既に書いてあったルールで、書いてあっても守られなかった。

## 【結果】チェックリストを仕分けた
過去の指摘を集めた納品前チェックリスト273項目を、機械で判定できるかどうかで仕分けた(2026-08-15)。新しく作った機械ゲートは58関数。

<figure class="figure-card">
<svg viewBox="0 0 640 206" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" role="img" aria-label="QC項目273件の仕分け(項目数)">
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<text x="242" y="43" text-anchor="end" font-family="sans-serif" font-size="14" fill="#1E1E1C">すでに機械で判定できる</text>
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<text x="588" y="43" font-family="sans-serif" font-size="14" fill="#6A6A63">77</text>
<text x="242" y="87" text-anchor="end" font-family="sans-serif" font-size="14" fill="#1E1E1C">新しく機械ゲートにした</text>
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<text x="558" y="87" font-family="sans-serif" font-size="14" fill="#6A6A63">70</text>
<text x="242" y="131" text-anchor="end" font-family="sans-serif" font-size="14" fill="#1E1E1C">半自動(証拠を出して人が見る)</text>
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<text x="558" y="131" font-family="sans-serif" font-size="14" fill="#6A6A63">70</text>
<text x="242" y="175" text-anchor="end" font-family="sans-serif" font-size="14" fill="#1E1E1C">人の目だけで見る</text>
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<text x="498" y="175" font-family="sans-serif" font-size="14" fill="#6A6A63">56</text>
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<figcaption>QC項目273件の仕分け(項目数)</figcaption>
</figure>

## 【ネタ】ところが自動チェックは「読めるか」しか測っていなかった
2026-08-07の実測。動画の自動チェック30本は、文字サイズ・コントラスト・二重表示など「読めるか・見えるか」だけを測っていた。「その画が題材と合っているか」を測るものは1本もなかった。その結果、題材と合わない画が並んだ設計が「NG 0件」で通り、9分18秒の動画が焼かれた。

## 【結果】掛け直すと0件が162件になった
2026-08-05の記録は「NG 0件、合格」。同じ設計を8/7にかけ直すと、NG 162件だった。この間に自動チェックが3本増えたが、納品済みの動画には誰も掛け直さないので、古い欠陥は世に出たまま残る。AIに任せる側も、自動チェックが通った記録だけを信じず、新しいチェックを足したら過去の成果物に掛け直す必要がある。

## 【注意】0件を信じる前に「見えているか」を疑う
2026-08-10、別のサイトでも自動チェックが盲目になっていた。CSSがページの中に直接書かれたサイトで、チェックは386行のCSSを1行も検査していなかった。0件は合格ではなく、無検査だった。対策は2つ。わざと違反を入れたコピーを食わせて、チェックが鳴ることを確かめる。そして、チェック自身に検査した行数と件数を出力させる。

## 【まとめ】自分の環境で今日確かめられること
①AIに文章で渡している注意書きのうち、数えられるものを1つ選び、数えるスクリプトにする。
②そのチェックに、わざと違反を入れたファイルを食わせて、不合格になるか確かめる。
③チェックが何をいくつ見たかを出力させ、0件が「合格」か「無検査」かを区別する。
