Claude Codeで日次タスク管理を自動化する入門手順

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「今日は何から手をつけよう」と考えるだけで、朝の貴重な30分が溶けてしまう。そんな悩みは、AIにタスク管理の「事務作業」を任せることでかなり軽くできます。本記事では、Anthropicのターミナル型AIツール「Claude Code」を使って、日次タスクの洗い出し・優先順位づけ・振り返りを半自動化する手順を初心者向けに解説します。プログラミング経験がなくても、コピー&ペーストで今日から試せる構成にしました。

Claude Codeがタスク管理に向いている理由

Claude Codeは、ターミナル(WindowsならPowerShell、Macならターミナル.app)上で動くAIアシスタントです。チャット型AIとの最大の違いは、手元のファイルを直接読み書きできること。この特徴を使うと、

  • タスクをtasks.mdというMarkdownファイルに台帳として保存してもらう
  • 毎朝その台帳を読ませて「今日やるべき3件」を提案させる
  • 夜は完了分を記録し、残りを翌日へ繰り越させる

という流れをまとめてAIに任せられます。会話履歴が流れても台帳ファイルは手元に残り続けるので、「昨日どこまでやったか」が消えないのがポイントです。

準備:インストール(所要10分ほど)

  1. Node.jsを入れる:公式サイトからLTS版をインストールします。
  2. Claude Codeを入れる:ターミナルで次を実行します。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
  1. 起動してログイン:claudeと入力して起動し、画面の案内に従ってAnthropicアカウントでログインします(有料プランまたはAPI利用料が必要です)。

実践:日次タスク管理を組み立てる5ステップ

手順1:専用フォルダを作って起動する

タスク管理専用のフォルダを作り、その中でClaude Codeを起動します。

mkdir ~/daily-tasks
cd ~/daily-tasks
claude

以後は毎日このフォルダで起動するだけで、同じ台帳を使い回せます。

手順2:タスク台帳を初期化する

起動したら、最初に次のように頼みます(そのまま貼り付けてOKです)。

tasks.md というファイルを作ってください。構成は
「## 今日のタスク」「## 明日以降」「## 完了ログ」の3セクション。
今から伝えるタスクを「明日以降」に箇条書きで登録してください。
・経費精算を出す(締切:今月末)
・企画書のたたき台を作る
・歯医者の予約

ファイル作成の前に「編集してよいか」の確認が表示されるので、内容を見て承認します。

手順3:運用ルールをCLAUDE.mdに書く

同じフォルダにCLAUDE.mdという名前のファイルを置くと、Claude Codeは起動のたびにそれを読み込み、指示として従います。ここに運用ルールを書いておくのが自動化の肝です。

# タスク管理のルール
- タスクはすべて tasks.md で管理する
- 「朝会」と言われたら:今日のタスクを3件まで選び、
  優先順位と理由、着手順を提案する
- 「完了:○○」と言われたら:該当タスクを完了ログへ
  日付つきで移動する
- 「夜会」と言われたら:今日の完了数を集計し、
  未完了タスクを明日以降へ繰り越す
- タスクの文言は勝手に書き換えない
- タスクの削除は必ず確認を取ってから行う

手順4:朝は「朝会」と打つだけ

翌日からは、フォルダでclaudeを起動して「朝会」と入力するだけです。台帳を読んだうえで「締切が近い経費精算を最初に、集中力の要る企画書は午前中に」といった優先順位案が返ってきます。提案に違和感があれば「企画書は明日に回して」と返せば、台帳もその場で更新されます。

手順5:夜は「夜会」で締める

一日の終わりに「完了:経費精算」のように報告してから「夜会」と打つと、完了ログへの記録と翌日への繰り越しが済みます。完了ログが溜まってきたら、週末に「今週の完了ログを振り返って、来週の改善点を1つ提案して」と頼めば、週次レビューまで同じ仕組みで回せます。

さらに毎朝同じ文を打つのも省きたい場合は、フォルダ内に.claude/commands/asakai.mdというファイルを作って朝会用の指示文を書いておくと、/asakaiと打つだけで呼び出せるようになります。

ChatGPTなどチャット型AIで代用する場合

ターミナルに抵抗がある場合は、チャット型AIでも簡易版が作れます。手元のメモアプリに同じ形式の台帳を用意し、毎回その全文を貼り付けたうえで「この台帳を読んで、今日やるべき3件を優先順位つきで提案して。更新後の台帳全文も出力して」と依頼し、返ってきた全文を貼り戻す運用です。ファイル更新が手動になるぶん手間は増えますが、考え方は同じです。

つまずきポイント:台帳が意図せず書き換わる

よくあるのが、「整理して」と頼んだらタスクの文言まで要約・改変されてしまうケースです。対策は2つ。1つ目は、手順3のルールに書いた「タスクの文言は勝手に書き換えない」の一行を必ず入れておくこと。2つ目は、フォルダでgit initを実行してバージョン管理を有効にしておくことです。Claude Codeに「今の状態をコミットして」と頼めば履歴が残り、意図しない変更があっても「さっきのコミットに戻して」で復元できます。AIに任せる範囲を広げるほど、この「戻せる保険」の価値は上がります。

まとめ

  • Claude Codeはファイルを読み書きできるため、タスク台帳(tasks.md)の管理役を任せられる
  • 運用ルールはCLAUDE.mdに書いておくと毎回自動で読み込まれる
  • 毎日の操作は「朝会」「完了:○○」「夜会」の3語に集約できる
  • git initで「戻せる保険」をかけておくと安心して任せられる

最初の設定には30分ほどかかりますが、翌日からは朝の段取りが数分で終わるようになります。まずは手順1〜3だけでも、今日試してみてください。

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