Claude Codeでスクショ・画像を自動整理する手順とプロンプト実例
デスクトップに溜まるスクリーンショットをClaude Codeで自動整理する方法を解説。日付別整理、画像の中身を見た内容別分類、CLAUDE.mdでの仕組み化まで、実践プロンプトとつまずき対処つきで紹介します。
デスクトップがスクリーンショットで埋まり、目当ての画像を探すたびに時間を溶かす。心当たりがある人は多いと思います。この悩みは、AnthropicのターミナルAIツール「Claude Code」に任せると驚くほどあっさり片づきます。ターミナル(Macの「ターミナル」アプリやWindowsのPowerShellなど)から日本語で話しかけるだけで、ファイルの移動・リネーム・フォルダ分けを代わりに実行してくれるツールです。
目次
動画ができ次第ここに入ります。文章だけでも最後まで進められる内容になっています。
この記事でわかること
- スクショを撮影月ごとのフォルダへ自動で移動する方法
- 画像の中身を見て内容別に分類・リネームする応用手順
- CLAUDE.mdでルールを固定化して次回から一言で済ませる方法
プログラミング未経験でも今日から真似できる粒度で、スクリーンショットと画像ファイルの自動整理を解説します。
Claude Codeが画像整理に向いている理由
Claude Codeは本来プログラミング支援のためのツールですが、実体は「ファイル操作が得意なAIアシスタント」です。整理作業との相性がいいのは、日本語の指示だけで動き、実行前に計画を確認でき、しかも画像の中身まで見て分類できるからです。ファイル名だけでなく、画像を開いて「これはレシート」「これは資料」と判断させられます。FinderやエクスプローラーでスクショをドラッグしてフォルダにIN……という手作業と違い、対象が50枚でも1000枚でも手間はほぼ変わりません。
準備:インストールから起動までの4ステップ
初回だけ環境づくりが必要です。所要時間は10〜15分ほどです。
- ターミナルを開く。Macなら「アプリケーション→ユーティリティ→ターミナル」、Windowsなら「PowerShell」を起動します
- Node.jsを入れる。公式サイト(nodejs.org)からLTS版のインストーラーをダウンロードして実行します。すでに入っている場合は不要です
- ターミナルで「npm install -g @anthropic-ai/claude-code」と入力してEnterを押し、Claude Codeをインストールします
- 整理したいフォルダに移動してから起動します。たとえばデスクトップなら「cd ~/Desktop」と入力してから「claude」と入力。初回はブラウザが開いてAnthropicアカウントでのログインを求められるので、画面の案内に従います
起動すると入力欄が表示され、あとはチャット感覚で日本語の指示を打つだけです。ファイル操作の前には「実行してよいか」の確認が表示されるので、内容を読んでから許可します。
基本編:スクショを撮影月ごとのフォルダへ移動する
まずは定番の「日付別整理」です。デスクトップでClaude Codeを起動したら、次のプロンプトを貼り付けてみてください。
デスクトップにあるスクリーンショット(ファイル名が「スクリーンショット」や
「Screenshot」で始まる画像)を、「Screenshots/2026-07」のように
撮影年月ごとのフォルダへ移動して整理してください。
実行前に「どのファイルをどこへ移動するか」の一覧を必ず見せて、
私がOKと言うまで実際には動かさないでください。削除は一切しないで。
ポイントは最後の2行です。「先に計画を見せて」「削除はしない」と明示しておくと、AIが独断で進めるのを防げます。一覧を確認して問題なければ「OK、実行して」と返すだけで、数百枚のスクショが月別フォルダに収まる。ファイルの作成日時を見て振り分けるよう頼めば、ファイル名に日付がないスクショにも対応できます。
応用編:画像の「中身」を見て内容別に分類する
Claude Codeは画像ファイルを開いて内容を読み取れます。これを使うと、ファイル名が「IMG_4821.png」のような無意味な連番でも、中身に応じた分類とリネームが可能になります。
Downloadsフォルダにある画像を1枚ずつ中身を確認して、
「レシート・領収書」「Web記事の切り抜き」「資料・スライド」「その他」の
4つのフォルダに分類してください。
あわせてファイル名を「20260721_電気代の領収書.png」のように
「日付_内容の要約」の形式にリネームして。
まずは10枚だけ試して、結果の一覧を見せてください。
「まず10枚だけ」と小さく試すのがコツです。分類の粒度やリネームの言葉選びが自分の好みとずれていたら、「レシートは月別のサブフォルダも作って」「要約はもっと短く」と修正指示を出し、納得できてから残り全部を任せます。確定申告用のレシート画像の仕分けや、ブログ用素材とプライベート写真の切り分けなど、応用範囲はかなり広いはずです。写真そのものの整理(撮影日でのリネームや年月フォルダ分け)まで手を広げたい場合は、Claude Codeで写真リネーム・整理を自動化する手順がそのまま流用できます。
仕組み化:ルールをCLAUDE.mdに書いて次回から一言で
毎回同じ指示を打つのは面倒なので、整理ルールをファイルに保存しておきましょう。Claude Codeは、作業フォルダに「CLAUDE.md」というテキストファイルがあると、起動時に自動で読み込んでルールとして守ってくれます。
# 画像整理のルール
- スクショは Pictures/Screenshots/年-月 フォルダへ移動する
- リネームは「日付_内容.png」形式で統一する
- ファイルの削除は絶対にしない。不要そうなものは _review フォルダへ移す
- 実行前に必ず移動計画の一覧を見せる
このファイルを一度作っておけば、次回からは起動して「いつもの整理して」と打つだけで同じ品質の整理が再現されます。さらに「今の整理手順をシェルスクリプトとして organize.sh に保存して」と頼めば、Claude Codeを起動しなくても実行できる自動化スクリプトまで作ってもらえます。Claude Codeを使わずChatGPTなどのチャットAIしか手元にない場合でも、「この整理をするシェルスクリプトを書いて」と頼んでコードをもらう方法で近いことは可能です。ただし画像の中身を見た分類はできず、実行前の安全確認も自分で行う必要があるため、ファイル操作まで一気通貫で任せられるClaude Codeのほうが初心者には安全でラクだと感じます。
つまずきポイント:ファイルが見つからない・動かせないとき
初心者がいちばんつまずくのは、macOSの権限まわりです。「デスクトップにスクショがあるのに、Claude Codeが『ファイルが見つからない』と言う」場合、ターミナルにデスクトップやダウンロードフォルダへのアクセス権が与えられていないことが多いです。
- Macの「システム設定→プライバシーとセキュリティ→ファイルとフォルダ」を開く
- 「ターミナル」の項目で「デスクトップフォルダ」「ダウンロードフォルダ」をオンにする
- ターミナルを一度終了して開き直し、再度claudeを起動する
同名ファイルがある場所へ移動すると上書きの恐れがあるため、プロンプトに「同名ファイルがある場合は末尾に連番を付けて」と一言添えておくと安心です。大事な画像が混ざるフォルダでは、最初にフォルダごとバックアップを取ってから試すことをおすすめします。
まとめ
スクショ整理は「気合いで片づける家事」から「AIに任せる定型業務」に変えられます。Node.jsとClaude Codeを入れて整理したいフォルダで起動し、「計画を先に見せて」「削除はしない」を必ず添えて日付別整理を指示する。慣れたら画像の中身を読ませて内容別の分類・リネームまで任せ、ルールはCLAUDE.mdに保存して次回から「いつもの整理して」の一言にする。最初の環境づくりに15分だけ投資すれば、以降のスクショ整理はほぼゼロコストになります。ファイル整理の流れをそのままメモの整理にも広げたい場合はMarkdownメモを自動整理する手順も参考になります。まずはデスクトップの10枚から、今日試してみてください。
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