【実録】AIの自動処理が4週間止まっていたのに気づかなかった
毎日動くはずのAIの自動処理が、約4週間まるごと失敗していた。通知は1件も来なかった。7月には「公開が予定の半分以下」という別の形で、同じ型の失敗が起きていた。何が起き、どう気づき、何を直したかを順に書く。
2026-07-25の実測で、記事の自動投稿は1日4本の設定に対し、実績が1日1〜2本だった。公開の失敗率は68%。AIを呼び出す道具そのものは、単体で動かすと4.8秒で正常に終わった。道具の故障ではなかった。
AIには一時的な使用量の上限がある。上限に当たると処理は失敗で終わる。当時の仕組みは、失敗した時点でその記事のテーマに「失敗」の印を永久につけ、二度と取り上げなかった。印がついた10件は、全部この種の障害が原因だった。待てば直る外の事情で、テーマが捨てられていた。
①障害(上限など)と、内容の不良を区別した。
②AIを呼ぶ処理に3回の再試行を入れた(待ち時間は90秒から5分)。
③障害のときはテーマに印をつけず待機のままにし、その日の枠は打ち切る。
④誤って失敗扱いになっていた10件を待機に戻した。
1本を生成から本番公開まで通し、2.5分で完走して、公開ページがHTTP200(正常表示)で開くことを確かめた。
2026-09-29に自動処理のログを実測した。最後に成功したのは2026-09-01。9/3以降の119回は、すべて「OAuthの期限切れで更新できない」というエラーで失敗していた。OAuthとは、ログインの有効期限つきの合鍵のようなもの。これが切れて、自動処理がAIを呼び出せなくなっていた。誰にも通知されなかった。
自動処理の道具が、合鍵の期限切れを「一時的な障害」と分類していた。毎回3回やり直し、そのたびに失敗した。期限切れは待っても直らない種類の失敗なのに、待てば直るものとして扱っていた。使用量の上限も同じ誤りだった。旧実装は上限でも3回やり直し、毎時15枠が「3回×15分」を空回りして、上限の日は1本も公開できなかった。
- 認証切れと上限は、やり直さず即座に上へ報告させる。
- 復旧は本人がログインし直す作業で、AIは代行できない。2026-09-29は、画面上の通常のログイン操作では直らず、コマンドでのログインで直った。
- 手元の作業画面の中で試すと、その画面の設定を引き継ぐので、無人実行の再現にならない。環境を空にして測る。
- 別のAIコマンドは、上限に当たっても「成功」の終了コードで終わった。出力の行頭が ERROR: かを見る。
①自動処理のログで、最後に成功した日付を見る。それが先週より前なら止まっている。
②設定した本数と、実際に公開された本数を並べる。自分たちは4本の設定に1〜2本だった。
③わざと失敗させて、通知が自分に届くかを試す。